職業訓練の仕組みと活用方法をわかりやすく解説します

はじめに
「職業訓練」という言葉を聞いたことはありますか?
仕事を探している方やスキルアップを考えている方に向けた公的な制度ですが、詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
今回は、職業訓練の制度の仕組みについてわかりやすく解説します。
※ この記事の情報は執筆時点(2026/05/06)のものです。最新の情報は厚生労働省のウェブサイトをご確認いただけると幸いです。
実は、私自身も職業訓練を利用した経験があります。
👇その実体験については別の記事でお話ししていますので、ぜひ合わせて読んでみてください!


職業訓練ってどんな制度なの?

仕事を探している人が無料でスキルアップできる制度だよ!
職業訓練とは?
職業訓練とは、就職に役立つ知識やスキルを習得するための公的な制度です。
厚生労働省が運営しており、受講料は原則無料で受けることができます。「ハロートレーニング」とも呼ばれています。
職業訓練には大きく2種類あります。「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」です。そ
れぞれ対象者が異なりますが、どちらも仕事を探している方がスキルを身につけるための制度です。

2種類あるんだね!どう違うの?

対象者が違うんだよ。次で説明するね!
参考:厚生労働省「ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)」
公共職業訓練と求職者支援訓練の違い
公共職業訓練
主に雇用保険(失業保険)を受給している求職者を対象にした訓練です。
訓練期間はおおよそ3ヶ月〜2年と幅広く、ものづくり・IT・介護など様々なコースがあります。
受講料は原則無料ですが、テキスト代などは自己負担となります。
公共職業訓練には、国や都道府県が直接実施する「施設内訓練」と、民間に委託して実施する「委託訓練」の2種類があります。私が受講したのはこちらの委託訓練でした。

失業保険をもらいながら訓練を受けられるんだね!

そう!受講中も給付が続くのが大きなメリットだよ!
求職者支援訓練
主に雇用保険を受給できない求職者を対象にした訓練です。
雇用保険の受給が終了した方や、自営業を廃業した方、長期間ブランクがある方なども対象になります。
求職者支援訓練では、要件を満たせば「職業訓練受講給付金」として月10万円と交通費が支給されます。経済的な支援を受けながらスキルアップできる点が特徴です。

雇用保険がない人でも給付金がもらえるんだね!

条件を満たせばね。詳しくはハローワークに相談してみてね
※給付金の要件は本収入が月8万円以下・世帯収入が月30万円以下など細かい条件があります。
詳しくはお住まいのハローワークにご確認ください。
職業訓練の申し込みの流れ
職業訓練を受けるには、まずハローワークへの相談が必要です。基本的な流れは以下の通りです。
締め切りギリギリに動き始めると申し込みが間に合わないこともあります。
気になるコースがあれば、訓練開始日の2ヶ月前を目安に動き始めるのがおすすめです。
公共職業訓練の申し込みには、ハローワークで失業保険の手続きを済ませて雇用保険受給資格者となっていることが必要です。
申し込みの際に「雇用保険受給資格者証」の提示が求められる場合があるため、退職直後はまだ選考試験に申し込めない可能性があります。
まずハローワークで失業保険の手続きを済ませてから相談するのがおすすめです。

退職直後はすぐに申し込めないこともあるんだね

まず失業保険の手続きを済ませてからハローワークに相談しよう!
費用について
職業訓練の受講料は原則無料です。ただし、以下のような費用は自己負担となります。
私が受講した際は、テキスト代として約2万円、駐車場代と各資格の検定料が別途かかりました。
それでも一般のスクールに比べると大幅に費用を抑えることができます。

受講料無料で資格も取れるのはコスパがいいね!

スキルアップしながら就職活動もできる制度だよ
出席率について
職業訓練には出席率の基準があり、一定の出席率を下回ると退所になります。実際に出席率が足りず退所になった方を見たことがあります。
失業保険をもらいながら勉強させてもらっている制度なので、きちんと通うことが求められます。
ただし、やむを得ない理由での欠席は証明書を提出することで認めてもらえる場合があります。
●就職試験・面接の場合
→「採用試験証明書」または「就職活動証明書」を応募先企業に記入してもらう
●病気・ケガの場合
→病院の領収書や処方された薬の明細書を提出(子どもの病気の場合も同様に証明できます)

就職活動で休む場合も証明書があれば大丈夫なんだね

国が努力する人を応援したいからこその制度だよ。
きちんと通うことが大切だよ!
職業訓練のメリット・デメリット

就職保証はないんだね

あくまでスキルアップの制度だからね。
就職活動は自分でも頑張る必要があるよ
職業訓練の活用例
職業訓練は就職への近道になる場合もあります。
例えば医療事務は、独学で資格を取っても未経験だと転職が難しいことがあります。
しかし職業訓練で医療事務系のコースを受講して再就職につながった方もいます。
また、訓練先が医療事務の派遣企業の場合、訓練修了後にそのまま派遣として働いて実務経験を積み、その後転職というルートもあるようです。
資格だけでなく実務経験も一緒に得られるのは大きなメリットですね。

資格を取っても未経験だと転職が難しいこともあるんだね

職業訓練をうまく活用すれば転職への近道になることもあるよ!
まとめ
職業訓練は、仕事を探している方が費用を抑えながらスキルアップできる、国の制度です。
受講料が原則無料という大きなメリットがあり、給付金を受けながら受講できる場合もあります。
「スキルを身につけたいけど費用が心配」という方は、ぜひ一度お住まいのハローワークに相談してみてください!

仕事を探している人にとってとてもいい制度だね!

国にとっても働く人にとっても、うまく活用したい制度だよ!
※ この記事の情報は執筆時点(2026/05/06)のものです。制度の内容は変更される場合がありますので、最新の情報は必ずお住まいのハローワークまたは厚生労働省のウェブサイトでご確認ください。
厚生労働省:「ハロートレーニング(離職者訓練・求職者支援訓練)」
厚生労働省:「求職者支援制度のご案内」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!m(_ _)m
次回の投稿も読んでいただけると、嬉しいです(*´꒳`*)


